6年生の2月に合格をつかむまでに紆余曲折があり、
お母さんはその日まで、試行錯誤の連続だ。
イメージどおりに勉強しない子どもを、
おどしたり、なだめたり、すかしたり。
生徒たちもわかっている。
お母さんがいなければ受験なんてできないことを。
お母さんのおかげでこの問題が解けるようになったことを。
でも、どうしても素直になれない。
親子ともども素直になれない。
昨日の生徒たちの宿題は、
お母さんに
「いつもありがと。勉強がんばるよ」
と言うことだった。
「この一言を言えば、お母さん、三ヵ月はもつよ」
「そうか、じゃあ、来年の2月までに、あと4回言えばいいんだね」
う~む。一ヵ月もつというべきだったかな。
自己紹介
- Tanaka Hiroko
- 神奈川県茅ケ崎市で受験国語専門の国語塾を主宰しています。
HPは、http://www.kokugojyuku.com/ です。
mixiでは、ねぎぼうずの名前で日記を公開しています。