国語の記述問題を直すとき、消しゴムを使わないで修正させる学年もあるが、
6年生が過去問を本番と同じ状態で解くときは、
消しゴムをごしごし使って、必死に書き直す。
よりよい答えを目指して、消しゴムで消しては書き、
書いては消し、時計をみてさらに消し、そして書き上げる。
生徒の机の上は、消しかすがもじゃもじゃに拡がっていた。
授業終了後、消しかすを捨てるのは生徒の大切な役目。
集めて手のひらにのせた消しかすをじっとみて、生徒がぼそっとつぶやいた。
「今日も、こんだけがんばった・・・。」
手のひら一杯分のがんばり。
本番につながるがんばり。
自己紹介
- Tanaka Hiroko
- 神奈川県茅ケ崎市で受験国語専門の国語塾を主宰しています。
HPは、http://www.kokugojyuku.com/ です。
mixiでは、ねぎぼうずの名前で日記を公開しています。